#マッキンさんの「ゆりかごから墓場の100歩手前まで」

ゆりかごっちゅーと赤ちゃんがスヤスヤ眠るための床ですが
ここで言う「ゆりかご」は昔、公園にあった丸い4人乗りのブランコを指します。
今では「危険だ」ということで、撤去され
変わりに、碁盤の目のようなロープが張り巡らされた
違う用途の遊具に変わりつつあります。
っつーか、「危険だ」と認識するのが遅すぎじゃ!!
というシャウトを踏まえつつ、お楽しみください。

《ぼくフランケン》
あれは幼稚園の年長の時の5月のことでした。
いつものように、私は近所の友達とお兄ちゃんと公園で遊んでいました。


平和な公園の遊具の中で、遊園地並みのスリルを味わえるもの。それは
「ゆりかご」
1人(または2人)が背もたれの部分に足をかけ、ブランコをこぎ
本体が一番上まで行くと、座っている人間は
45度くらいの傾斜を楽しむことができました。
そのとき、支柱に本体がぶつかって「ガタン」というので
「ガタン」という名前(ひねりなし)で親しまれていた遊びでした。


子供はそういうスリルが大好き。
私もその一人でした。
んで、いつものようにお兄ちゃん方がこぐブランコに乗ります。

友達が「手、離しても恐くないよ〜」と自慢げにこちらを見ます。

ゆりかごは「ゴンドラ」のような構造です。
何を言いたいかというと、確かに手を離しても大丈夫なんです。
傾斜45度の向い側の座席は、普段座っている状況と変わりません。
ですから、この時に手を離しても大した危険はありません。

しかし、子供というのは脊髄反応の塊です。
そんな自慢げな表情をされたら「売られて喧嘩は買う」という心境になります。
後先考えず(笑)

その、手を余裕で離していた友達は「傾斜45度」の反対の席にいました。
しかしブランコは揺れつづけていますので、手を離すのはほんの一瞬。
しかし、頭の良かったマッキン(幼少期)は
そういう物理的な動きを全く考慮せず、「よーし!」ってんで気合を入れます。
「ぱっ!」

気がついたら、母のひざの上で寝ていました。
あとから聞いた話ですが、
傾斜45度のゆりかごで手を離した私は
当然、ゆりかごから投げ出され気絶したそうです。
顔から、地面に落ちたため傷だらけ。
フランケンシュタイン幼児のできあがり。
近所のおばさんにかつがれて、家に戻ってきたそうです。
でも、顔の傷以外はなんともなく不幸中の幸いでした。

それから何年かは、動いていないゆりかごにすら座れませんでした。


《ウルトラD》
それから時は流れ、6年生になりました。
そろばん塾の帰りに、友達と公園に寄ります。
座る方は相変わらず嫌だったので
こぐ方にまわっていました。
ここでもやっぱり「サービス精神」が疼くもので
友達の「キャー」が聞きたくて、一生懸命こぎます。

その時、こいでいた足が背もたれから「ズリっ」
新体操の鉄棒よろしく、華麗なエビ反りを披露します。
予想外のアトラクションに「キャー」と友達も大喜び?
しかし、物理の法則というのは残酷なもので
揺れ続けるブランコは、私の体をゆりかごの下に引っ張ります。
「ぐきっ」

痛いなーと思いながら、自転車に乗って帰宅。
しかし、足の指の腫れはひくどころか
悪化の一途。
痛いったらありません。
月曜日になり、病院に行ったら
「ヒビがはいっていますねー。何やって、こんなになったんですか?」

この時、そろばん塾からまっすぐ帰らなかったという事実を
母に知られたら怒られると思ったので
母には「走っていて、石につまづいてコケた」と嘘をついていました。
先生は、???という表情を浮かべてましたけど…

数年後、時効になったと判断したので
母に真実を告白したら「そんなので怒らないよ〜」とケラケラ笑われました。
子供にとって、母の雷は脅威ですからね…


そんなわけで、ゆりかごはその後は一切近づいていません。

私を黙らせたい時は、公園に行ってゆりかごに乗せてください(爆)


ひさびさ新ネタはやっぱりごぞんじマッキンさんでーす。いつもありがとうございます。m(_ _)m
危険なものに不思議とひきつけられてしまうのが人間の性というものです。近づいたら危ないとわかっていてもそんな自分がやめられない。
…でも2回もやられるってのはやられすぎです!(爆)このままの周期でいくとそろそろやられどきでは?お気をつけあそばせ。


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